講座詳細 【講座3 : 中国白話小説『紅楼夢(こうろうむ)』を読む ―理想と現実と夢― 【文芸】】
中国の『源氏物語』とも言われる清代白話長篇小説『紅楼夢(こうろうむ)』は、貴族賈府(かふ)一家の盛衰を縦糸に、賈宝玉(かほうぎょく)と林黛玉(りんたいぎょく)、薛宝釵(せつほうさ)の恋愛感情を横糸に織りなした物語です。中国では誰でも知る中国文学の代表作品ですが、意外に日本では『三国志』などより読まれていません。今回は作品に表れる「理想と現実と夢」に注目し、主要人物と名場面に焦点を当て、いくつかを取り上げて日本語訳で読みつつ映像も交え、物語の独特な世界を楽しく味わいたいと思います。
日 程
講 師 | 熊 慧蘇 |
定 員 | 60 |
会 場 | 相模女子大学 茜館催事場 |
受講料 | 全5回 5,000(教材費込) |
締 切 | 5月26日(火) |
持ち物 | 筆記用具 |
日 程
6月9日 | 太虚幻境――まぼろしの理想郷 |
6月16日 | 秦可卿――美人薄命か紅顔禍水か |
6月23日 | 賈宝玉――中国の光源氏か |
6月30日 | 薛宝釵――理想な良妻賢母か |
7月7日 | 元宵節の興――灯謎 |